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国政活動報告

国政活動報告

参議院議員として所属する委員会での質疑をはじめとして、幅広く活動しています。
国政活動報告
国政活動報告 : 2014年3月27日 参議院財政金融委員会
投稿日時: 2014/3/28

○中山恭子君

日本維新の会、中山でございます。

まず、IDAの関係からお伺いいたします。

日本が世銀に加盟いたしましたのは一九五二年、日本が独立した年でございます。翌年から世銀からの借入れを行い、東海道新幹線や初めての高速道路や電力機構をつくって、その後日本はオリンピックも無事に開催し、経済発展を遂げています。

この七五年から七八年にかけて、私自身、IMFに勤務いたしました。IMFと世銀は姉妹機関でございまして、連絡を取りながら仕事をしておりましたが、そのときその借り入れた金額をまとめて一気に返済したいという申入れをしようとしたそうでございますが、世銀側から、日本への貸付けというのは極めて成功した事例であるので一気に返済しないで計画どおりで返済してほしいと言われたというような話を聞いております。一九九〇年に借入れを全て返済しているというような状況でございます。

日本は、言わば世銀による支援の成功事例と言われるような国でございまして、日本から国際機関に対する支援といいましょうか、出資というものをやはり落とさずに、今大分ランクも、出資シェアも三位になって落ちてきているというふうに数字が出ておりますので、やはり日本としては、国際機関では発言力も出資に応じて決まってくるということでございますので、なるべく落とさずに維持していく必要があると思いますが、大臣、いかがでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君)

日本が世銀からとか、海外から金を借りて返してうまくいった成功例、これは一九〇五年の日露戦争のときの戦時国債一千万ポンドに始まって、あれたしか、中山先生、返し終わったのは、あれは六十年返済で金利七%とか六%付いていたはずですが、あれ、たしか返し終わったのは、第二次世界大戦の間を除いた、ときだけジャンプをしてもらって、ジャンプって手形のあれをしてもらって、返し終わったのは千九百八十何年なんだと思いますね。

だから、日露戦争の借入金を返し終わったのがいわゆる一九八〇年代ということですから、そういった意味では、その間きちっと金利を払っておりますし、昭和三十九年のオリンピックのときの新幹線から何から、皆これも全部約定どおり。たしか、私の記憶ですけれども、世銀等々から金を借りた国で約定を一切たがえず返し切った国というのは日本以外にないということになっておりますので、ほかに一国もないと思います。ほかは大体踏み倒すか、値切るか、何かいろいろな過去に瑕疵があったと、みんな。そう世銀の人が言っていましたので、すごく私も記憶があるところなんですが。

この出資額につきましては、これは発言権の関係もこれありで、これの増資のときはこれは毎回物すごくもめる話でして、各国でこの増資につきましてはなかなか私どもの希望どおりにはいかない。それで、アメリカもその比率を全部決めて、各国かなりやり合ってきているところだと思いますが、今後ともこの出資の比率をきちんと持っておくというのは大変大切なことだと存じますので、引き続き努力をしてまいりたいと考えております。

○中山恭子君

二月二十七日に私ども、東京税関本関、羽田空港支署、それと青海のコンテナ検査センターを視察いたしました。税関職員が非常に緊張感を絶やさずにハードな業務に真剣に取り組んでいるということを御覧いただけたかと思います。

日本で社会悪物品を水際で押さえるということは、日本社会全体にとって非常に効果のある仕事であると言えるかと思います。一旦、この社会悪物品が国内に入ってしまった後で取り締まろうと思っても、これは非常に難しい。やはり水際で押さえられるかどうかということが、社会全体としては水際で押さえることが極めて安上がりで、しかも有効な手段であるとはっきり言えると考えています。

こういった中で、一つ例を挙げれば、拳銃は日本では製造していないものでございますが、暴力団の中に、これは私、二十数年前に成田税関支署長をしておりますときに、暴力団が団員一人一丁という目標を掲げて動き出しました。残念ながら、取り締まることがもうとてもとても手に負えませんで、今拳銃が日本の中で相当数が入っていると、違法な拳銃が、と考えております。麻薬についても税関で必死で押さえていますけれども、それでも入ってきている。

このことを考えますと、水際で押さえるということに税関職員を相当数増やして押さえても、全体としては、価値としては非常に安い価格で押さえることができると考えておりまして、税関職員を今後の、先ほど大臣おっしゃいました観光の問題、それから他の新しい動きに備えるためにも相当の訓練も必要ですので、今年度は致し方ないかもしれませんが、来年度からはまさに別の考え方で対応していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君)

今おっしゃいましたとおり、この直近五年間、平成二十年からの五年間を見ましても、税関が関与したいわゆる覚醒剤のもの、約九割を超えておりまして、不正薬物、銃砲等々、いろいろ取締りの対象の税関の役割というのが非常に大きなものになっているのは、これはもう、中山先生、間違いない事実だと存じます。昨年一年間見ましても、税関による不正薬物全体の摘発は三百八十二件、押収量約千七キロ、一トンを超えておりますんですが、そのうち、特に不正薬物のうち、覚醒剤、これは日本の場合はコカインよりはヘロインの方が多いというほかの国と少し違う事情もあるんですけれども、八百六十キロになっておりまして、十三年ぶりに八百キロを上回っております。

密輸の手口がだんだんだんだん大口化してきておりますので、そういった点も私どもとしては非常に気になるところなので、手口もなかなか込み入ったものになってきて、この間、横浜税関で挙げたのは製粉機のローラーの内部に覚醒剤二百四十キロとか、それから、鉄鉱石の中に隠蔽された覚醒剤が百九十四キロとか、手口がだんだんだんだん、こう物すごく大きなものになってきておりますので、私どもとしては、これは向こう側も手口が荒くなってきているんでしょうけれども、こういったものに対して、我々としてはこれに、先ほどの御質問で大塚先生からも御質問あっておりましたけれども、これは人間で、ある程度人海戦術を用いなければできないというところまで来つつあろうと思いますので、これ一回広がっちゃうともうその後の手間の方がよほど金と時間と労力を要しますので、これ水際でやった方がはるかに安く上がるじゃないかという御説はごもっともだと思いますので、この人間の配置等々につきましては、これはいわゆる役人の数の制限との関係もございますので簡単な話じゃないんですけれども、基本としてはこの税関は特に大事なところだと、我々もそう考えております。

○中山恭子君

大口のものを押さえるということも大事でございますが、アメリカで麻薬が蔓延したのは小口のものを外していたということでございまして、やはり人、職員の数と、それからその技能、技術というものが大きな力になると思っております。

今日はもう一つ、ハブ空港について質問しようと思いましたが、時間が足りません。いずれお尋ねしたいと思います。

ありがとうございました。


 
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