中山恭子オフィシャルホームページ
 
文字を大きく デフォルト 文字を小さく
ホーム プロフィール 北朝鮮による日本人拉致問題 国政活動 日本文化による国際貢献 書籍のご紹介 後援会のご案内
 
国政活動報告

国政活動報告

参議院議員として所属する委員会での質疑をはじめとして、幅広く活動しています。
国政活動報告
国政活動報告 : 2013年5月9日 参議院財政金融委員会
投稿日時: 2014/10/27

中山恭子君

日本維新の会、中山恭子でございます。

今日は、麻生財務大臣にお伺いいたします。

アベノミクス、功を奏していて、昨今の経済情勢極めて良い状況になっているかと思います。昨日の日経平均株価終値が一万四千二百八十五円六十九銭、二〇〇八年以来の一万四千二百円台ということでございます。

麻生大臣は今の現在の日本経済をどのように見ていらっしゃいますでしょうか。輸出関連産業が引っ張っていると言われていますが、実体経済が既に強くなっているとお考えでしょうか。また、今後どのような形で政策を展開していらっしゃるおつもりでしょうか、お考えをお伺いいたします。

国務大臣(麻生太郎君)

おかげさまで、八千円台だった株が一万四千三百円というような形になってきておりますので、間違いなく含み資産等々は良くなったと思いますし、株式の運用でやっております年金やら何やらはもう間違いなく内容の資金繰りは物すごく順調になってきている、これだけ株の内容比率が上がっておりますので当然のことだと存じますが。また、八十円を切るような円というものが今、九十八円、九円ということになっておりますので、輸出関連も良くなる。

今良くなったというのは多分こういうところと、交際費課税の撤廃というのが出ましたおかげで一部何となく気分的に良くなった、株の持っているところが良くなったというところまでがよく新聞に出てくるところの話だと思いますが。

現実問題として今、予算がまだ通っていないという段階でございますので、これは補正予算の部分が、三月にさせていただいた部分が、今、執行で契約が終わったところでこれ八七、八%、九〇%ぐらいのところまで来ておりますので、こういったものが今からずっと出てくるというのが、今から地方で、先ほど言われました補修工事やら何やらに出てくるのは今から。また、本予算が出てまいりますのが、これ、五月十五日と、それ以降ということになりますので、地方、中小零細企業、商店街等々に金が行き、景気が行き渡る、またボーナスも、連合傘下の大企業の組合なんかと地方、中小零細企業の従業員との部分につきましては、これはボーナスについてもなかなか現実問題としては格差が出てきているはずだと思いますので、その意味では、今の段階でいい、いいと言われているところとまだそこが行き渡っていない部分との差というのを地方を見てよく判断をしないと景気判断を間違えることになりかねぬと思いますので、その点は十分に今後とも引き続き注視をしていかねばならぬところだと思っております。

中山恭子君

補正予算そして今年度予算が実行、推進されていけば地方も相当変わってくるであろうと、そのように私も考えております。

ただ、今、日本では、構造改革とか規制緩和という単語、これはあたかも大変すばらしい政策であるかのごとくに使われているかと思っています。小泉構造改革というのがよく言われる大きな改革であったかと思っていますが、今、安倍内閣においても、産業競争力会議などで、いわゆる新自由主義型の構造改革、規制緩和が推進されるかもしれないと、そんなふうに思えるものですから、私自身は少し心配な思いでこの動きを見ております。小泉構造改革は日本にある意味で大きなダメージを与えたと、そういった政策であったと言えるかと思っています。

中心市街地がシャッター通りになってしまったことなど考えると、このような日本の社会に大きな影響を与える改革を取る場合には、やはり相当の対応措置をとってから導入しなければならないことだろうと思っております。日本で打ち出される経済政策というものは、経済の状況だけではなくて社会に対して大きな影響を与えるものであると言えますので、経済政策を取っていく場合に、やはりこの後どのような社会を目指すのかといったこともお考えの中に入れていただくということは必要であろうと思っております。

私自身は、日本の社会に根付いた経済力というものは力があると考えておりまして、その強さをどのように伸ばしていけるかということが非常に重要になってくると思っております。米国式の新自由主義経済というものは、日本に、これは直ちに受け入れた場合というのは日本の社会を壊す可能性もある、合わないものであると考えております。

自由主義を徹底しますと、大臣よく御承知のとおりですが、弱肉強食の社会というものが出てまいります。これはもう自明の理と言ってもよろしいかと思っておりまして、日本の社会がそのような弱肉強食の社会になってはいけないと考えておりますが、大臣、いかがでしょうか。

国務大臣(麻生太郎君)

中山先生、ビッグバンを御記憶かと思いますけれども、橋本内閣のときに、ビッグバン、宇宙ができたときのあれをもじってビッグバン、あれ、銀行は結構なったんですけれども、何行潰れましたかね、銀行は。ちょっと数え上げられないぐらい潰れたんじゃないんですかね、あのときは。何となく、銀行が潰れたらざまを見ろみたいな顔をした人もいっぱいいましたけれども、これは借りていたやつにしては返さなくていいと思ったのか何か知りませんが、僕は少なくとも世の中そんなものじゃないよと言って当時反対した勢力で、守旧派とかばんばん言われたものだったのは非常に記憶に新しいんですが。

こういうグローバライゼーションという名前のものが横行しますと、これが絶対善かのごとく言う。小選挙区と言ったらみんな小選挙区、グローバルだ、わっと走るというのは、僕は、民主主義としては極めて不健全だと、僕はそう思っておりますので。こういったようなグローバライゼーションみたいな自由化をやればやるだけ、間違いなく弱者と強者、それから勝者と敗者の差が付くのは、これはもう歴史的に見て必然、必ずそうなりますから。

その意味で、かなり活性化されると同時に配慮しておかにゃいかぬのは、負けた人、若しくは弱者に対する配慮というものをきちんとしないとえらいことになるんだという、これは歴史的にもう常にそういうことになっておりますので、そこらのところは第二次安倍内閣では十分に配慮しておかねばならぬところが、小泉内閣のときのやり方とは、私どもとしては注意していかねばならぬところだと思っております。

日本の場合、今おっしゃいましたように、アメリカと違って、経済なり社会構造が違うと言われましたけれども、歴史も全然違いまして、そうですね、世界で一番古い会社といったら多分神戸の金剛組だと思いますけれども、あれが千五百年、創立千五百年続いている会社というのはあれぐらいですかね。でも、千年以上続いた会社が今、日本に何社かございますけれども、それ、代々ずっと続いてきておるという会社を持っている国なんて日本以外にないですよと、私はそう思っています。そういったものに価値を見出すか見出さないかなんだと思うんですけれども、古いのでそれがどうしたというのとちょっと違う値打ちなり価値観を我々は持っているのが日本人なんだと思いますけれども。

是非、そういった意味で、少なくとも二百年たった会社はアメリカには一つもないと思いますけれども、こちらには千社以上今あるそうですから、そういった意味では、随分時代が変わりつつある中にあってそういった残るべくして残っていく会社というのは、ちゃんとその経営者も対応しておられるんだと思いますけれども。やっぱり一つだけ言えることは、従業員がまた、親の勤めた会社にまた息子が入りたくなる会社というのが一番大事なところなんだという話を一回だけ伺ったことがあるんですが。

是非、そういった意味では、今言われましたように、日本もこの種の今新しいものでわあっとなっておりますけれども、確かに時代とともに金融とかいうようなものが非常に大きなスポットを浴びていることは事実ですし、これは非常に国際金融というものが、世界の中でこの日本が日銀のおかげで確実にセントラルバンクとしては、中央銀行としては確たる地位を築いたと思っておりますけれども。

金融じゃなくて、実物経済とか実体経済とか、そういった第一次産業とか、余りこれまでスポットを浴びなかったところで支えられているものがあるおかげでというところがやっぱり大事なところで、地方の商店街があるおかげで町のコミュニティーが成り立っていて、スーパーになっちゃったらそれは何となく具合の悪いことになってきた地方の町というのは地方を歩いたらいっぱいございますので、そういったところも、我々はもう一回価値観というものを落ち着いて見直すというのような、戦後も六十七年もたったといって、今どき戦後なんといったって通じるのはこの世代ぐらいのもので、もうあとは大体戦後というのはベトナム戦以後ですかなんて言われるぐらいの話ぐらい時代は変わっておりますから、十分に対応を間違えないようにしにゃいかぬところだと私らもそう思います。

是非おっしゃるようなところを考えて、日本のいいところをやっぱりきちんと残していくというところが一番肝心で、この国の、世界から見てやっぱり最も、アジアの国々から見ても最も信頼されているところがそこのところだという点は、この間もアジア会議の総会へ行ってつくづくそういう気持ちを強くしましたので、私どもとしては、こういった点を大事に踏まえてやっていきたいと考えております。

中山恭子君

ありがとうございます。非常にうれしいお答えをいただいたと思っております。やはり日本の文化、風土の良さというものをもう一度しっかり見直して対応していただきたいと思っています。

アメリカにはアメリカの二百年の歴史の中で考えられてきた制度、やり方というのがあるはずですけれども、ただ、二千年以上、三千年近い歴史、もっと古いでしょうか、で培われてきた日本の文化というものは、そういったものをある意味では包合している、非常に深い、誇りを持ってよい文化だと考えておりますので、西洋の文化、近代文明が必ずしも普遍的なものであるというような思い込みで対応する必要はないと思っておりまして、近代文明の、この二十一世紀には次に来る、今おっしゃられましたような、アジアもしっかりその存在が認められるような二十一世紀の、いわゆる近代の後、ポストモダンの文明が二十一世紀では重要になってくると思いますが、そのときに日本が持っているこの文明というか、文化と言っていいでしょうか、これが大いに国際貢献をすることもできる、そういう文化だと思っておりまして、今の麻生大臣のお話を大変心強く、有り難い思いでお伺いいたしました。

単なる新自由主義をそのまま日本に入れた場合というのは、例えばタクシー業界、トラック業界の今の現状を見ますと、決して何か良いことがあったとは思えませんものですから、新しい新自由主義的な政策を取っていくときには日本に適するようなものを十分お考えいただきたいと思っております。

公共事業についてお伺いしようと思いましたが、時間になっておりますので、このことはまた次の機会にお願いいたします。

ありがとうございました。


 
北朝鮮による日本人拉致問題
国政活動
日本文化による国際貢献
書籍のご紹介
後援会のご案内
リンク
リンク
 
国政活動
 
▲このページのTOPへ