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国政活動報告

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参議院議員として所属する委員会での質疑をはじめとして、幅広く活動しています。
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国政活動報告 : 2014年10月16日 参議院財政金融委員会
投稿日時: 2014/12/15

委員長(古川俊治君)

ただいまから財政金融委員会を再開いたします。

休憩前に引き続き、財政及び金融等に関する調査を議題とし、質疑を行います。

質疑のある方は順次御発言願います。

中山恭子君

次世代の党の中山恭子でございます。

まず、麻生大臣に、次の世代、次世代、そしてその次の世代の日本のありようについて、麻生大臣の夢といいましょうか、どのようなことをお考えになっているか。突然の質問でございますけれども、恐縮でございますが、どのような日本を思い描いていらっしゃるか。軍事大国か、経済大国か、医療大国か。

三月の予算委員会でも大臣に、文化芸術立国を目指すことについてお伺いしております。日本の文化力を基礎に置いた日本の未来を構想することについてどのようにお考えか、改めて御所見を伺いたいと思います。

国務大臣(麻生太郎君)

ちょっと、こういう国会というところは長期的、大局的な話は余りせぬところなものですから、今のような極めて大きい前提で余り物を考える習慣が、三十年もやっておりますと大分減ってきているんだとは思いますが、考えていることの一端を申し述べてお答えに代えさせていただきたいと存じます。

財政委員会におりますと、やっぱり金融というようなものが非常に大きなものになってきておりまして、例えば個人金融資産が一千六百兆を超えるとか、対外純資産が三百二十兆を超えて世界一の資産大国とか、また、企業も、先ほどお話があっておりましたように三百二十八兆円の内部留保だとか、薄気味悪いほどの金というのを持って、しかも金利は零コンマ四七ぐらいですかね、今日。四六とか四七、そういったようなことになりますと、これはかつてのイギリス、その前のオランダ、二十世紀のアメリカのように、産業大国だった国がそれぞれシティーに、アメリカはウォールストリートにというような感じで、金融に走っていっていくような形になったんだと思いますが、私はその結果は余りいい結果を招いていない。

したがって、日本はやっぱり今後ともそういった意味では、仮に金利が安く、金があって世界中から金をと言われる時代になったとしても、金融だけで飯を食うというのは、私としては、一億二千万の人口を抱えて、それが少々減っていくとしても、一億二千万を金融だけでというのはなかなか無理があると、私は基本的にそう思いますので、今後とも、物づくりとかいうものを大切にしていかなきゃいかぬというのが一点です。

やっぱり、競争をして、百九十三か国で競争をしてまいりますので、その中にあって、少なくとも日本は得意なところで、人がやっているからというんじゃなくて、日本の得意なところで勝負をするというのが正しいのであって、やっぱり日本の物づくりというのは、物をつくって、例えばよく例に引きますけれども、新幹線のレール、一メーター六十キロの重さが世界中の標準だと思いますけれども、日本だけは一メーター、あれ八十キロで造れる技術がある。その八十キロで造れる技術がどこでできるかといえば、日本でも新日鉄の君津とJFKの扇島とその二つだけだと思いますけれども、その二つしかというようなものを、それだけ見るとすごい。レールもすごい、車輪もすごい、エンジンもすごい。

だけど、問題はやっぱり、今年の十月一日で丸々五十年になります新幹線というシステム、あれ全体が僕はすごいのであって、電車だけがすごいんじゃなくて、それを動かすシステムごとすごい。というのは、それはみんなで動かしているのであって、車掌が偉いわけでも運転手が偉いわけでも何でもないので、みんなでそれを支えていて、アロハ着たおばさんがぶわっと掃除していく、まあ似合う似合わないは別にして、あれをわっとやっていくというあのシステムがすごい。たった二人で百席のものを六分間とか七分間で全部やっていくという。あれができる国って、やってみろと言ってできる国はありませんから。そういったようなものをずっとやって、五十年間、それで人身事故ゼロ。やっぱりこれは、最も得意とすることをやっているからなんだと思うんですね。

だから、そういった意味では、今いろんな意味で、新しい意味で、漫画なんて私たちが言っている頃は、民主党から国立漫画喫茶を造るのかとか言われて潰されましたけれども、今頃になったら、あれは良かったとか言っている人もおられるようですけれども。

間違いなく、そういったようなものを含めて、日本でできているアニメーションというようなものとか、JポップにしてもJファッションにしても何にしても、すごく世界から評価の高いそういったものというのは、文化というと何となく、昔の話ばかりじゃなくて、今受けている文化、今受けている製品、そういったようなものに関するもので勝負をしていく。そういった日本というのは、やっぱり従来の日本の良さをちゃんと維持しながら新しいものも取り入れていっているというところが、やっぱり変化に対応し切れていないと、この国はなかなか資源もなく、人材が我々の持っている最大の資産ですから、そういった意味では、こういったものを、少なくとも一千五百年の長きにわたって皇室を維持しているなんという国は世界中二つとありませんし、そういった意味では、なかなか私どもとしては、世界から見ておおっと言われるものを、我々は気が付いていないけど世界から気が付かれているものをもう少し大事にして、きちんと育てていくべきではないかなと。

ちょっと突然の御質問でしたので取りまとめができておりませんけど、感じているところだけ。

中山恭子君

麻生大臣であれば、いろいろな夢をお持ちで、文化についてもしっかりと日本を見てくださっていることだろうと思って、済みません、突然このような質問をいたしました。

まさに大臣がおっしゃるとおり、日本は世界の中でも、非常に組織力ですとか、普通の日常の生活そのものに芸術的な感覚というものが、物つくりでもですね、あるというような、世界の中でも特色のある国であると考えております。

いろんな可能性を秘めておりますが、戦後七十年を迎えようとしている今、私たちは、この次の三十年、五十年、七十年の日本のありようというものの礎を今つくるときにあると思っておりまして、私たちは大変大事なときを今みんなで生きている、いろんな知恵を出し合い、意見を出し合って次の世代の日本の礎を、今いろんな形の礎をつくっておかないといけないだろうと。やらなければいけないことは、まさに数え切れないほど日本の体制というのはまだまだ整っていないと考えておりますので、御皇室の話から始まって、外国人の土地の問題ですとか家族の問題とか、たくさん今検討しなければいけないことがあると考えておりますが。

いずれにしても、二十世紀といえば、やはり西洋文明が世界を支配した世紀と言って過言ではないと思いますが、二十一世紀には、西洋文明だけが世界を支配する文明ではなくて、まさに真反対と言えるようなこの日本が持っている文化というものも世界の中で大きな役割を果たすことができる、またそれを世界からも期待されていると考えております。そういった中で、日本の文化の底力というものをもう一度しっかり見直して、世界のいろんな文化、各地に育まれているそれぞれ幾つもの文化が日本に集まって、日本の中で競演又は競技をするというような場を日本で持つことができるであろうと考えております。

どう説明したらいいでしょうか。西洋では、例えば一八九五年にベニス・ビエンナーレ、現代アートの二年ごとに開かれるアートの競技会が開かれております。ほかにも、アビニョンで演劇祭、それからエジンバラでは音楽祭といったものが開かれております。

ほかの東洋の国でも少しずつはありますけれども、日本の文化の底力といいましょうか、特徴を考えますと、日本ですと、いろんな国の文化を持った人々が自由に伸び伸びとそれぞれの文化を発揮できる国であると考えています。どちらかというと、ヨーロッパで開かれている場合には、やはりその評価がヨーロッパ文明の目で評価されるという傾向がございますが、日本で開かれる場合には、それぞれの文化について非常に素直な評価ができるであろうというような面。

それから、日本は非常に安全な国であるというようなところから、今後、この二十一世紀には日本がそういった場を世界に提供する、又は世界のそういった文化の人々が集まってきて日本で文化の交流をし、そこにまた新しい文化が生まれてくる、そういった事柄ができ得る国である、日本はそういう国だと考えておりまして、是非、そういった事柄について、二〇二〇年、オリンピックですが、その辺りをきっかけにした形でそういう文化の交流、日本で文化が輝きあふれる、そういう場をつくることを大臣はどのようにお考えか、お伺いできたらと思います。

国務大臣(麻生太郎君)

確かに、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックというものは、これは五十年ぶりにこれに行くんだという、この間、アメリカ人の人が、私より三つぐらい年上の人なんですが、それが電話掛けてきて、おまえ、そんなときまで生きているのかなんと言って電話でからかっていたんですけれども、絶対行くと。是非見たいというのは、自分の息子が今日本にいるから、猛烈な勢いで、俺の知っている東京とこんなに息子の言ってきていることが違うので、本当かというのが見たいのでどうしても行くんだと言うので、おまえ、来ればいいじゃないかという話をしていたんですけれども。

いずれにしても、日本に来る人の数というのは、今千万人になったといってえらい騒ぎになっているようですけれども、自国の人口より多い観光客が来ているフランスとかトルコとか、そういった国々はほかにもいっぱいありますので、一千万が五千万になっても別に驚くことは全くないと思うんですが。

そういったような人たちが何を見てリピーターになるか、何を見てもう一回といえば、多分、呼んでいる、今、外国で招聘して日本に来た若い学生、若しくは地方、例えば東北に行ったとか四国に行ったとか、いろんな人たちの話とか、今度はバングラデシュからの学生が十何人、感想を聞いたら言うことは一つですよ。みんなばらばらなところに行っているんですけれども、言っていることは一つ、この国の人たちの心の温かさに打たれた、これはもうほとんど全員、例外ありませんね。特に若い人がそういう話なので、そういったところが物すごく受ける。ほかの国じゃ考えられないと、みんなほかの国に住んできていますから。

そういったようなことは受けるので、やっぱり何がこの国の持っている良さなのかというのはちょっと余り真剣に日本人自身で考えたことはありませんから、何となく物まねからスタートして、維新のときは物まねでスタートしていますので、それを完全に消化して、ア・ラ・日本、ア・ラ・ジャポネーズというか、日本製に変えて、間違いなく変わったんですよ。

とにかく、昨日も中近東に十何年いる女性と一緒でしたけれども、日本に来て大きな財団に勤めているんですけれども、中近東の財団に勤めて日本に来て、それで、中近東の人が、わんわん日本に来るのが日本に住みたくなると言っているというか、なぜ住みたくなるんだというと、飯がうまいとか治安がいいとか、そういったような話は皆誰でもするんですけれども、そういったのに比べて、全く普通に歩いていると、とにかく温かいというのを、じゃ、我々は外国人に対してそんな温かく接しようと思っているかといえば、まずないですな、そんなことは。普通に歩いているだけなんであって、だけど、そう感じる何かが向こうには、みんなが言うから多分そうなんですよ。それで、へえと思って、昨日帰ってきた十何年ぶりの人も、十何年いる人も同じことを自分のボスから言われてここに来ているんだけど、とにかく投資は日本にすると。一、二を争うでかい財団ですから、そこで日本にしたいという話をしてくる。

そういったような話を聞いていると、やっぱり、ちょっと我々がマスコミやら何やら普通の話で聞いている、漫画とかそういったちまちました話じゃなくて、全体的な大きなもので、ちょっと我々、もう一回改めて考え直さないかぬところなんであって、ちょっと私一人でどうのこうのと申し上げるほどの見識もありませんけれども、是非そういった意味で、私どもとしては、こういったようなものを見詰め直しておかないと、日本という国自体のいいところを失って、つまらないところをまねしてもしようがありませんので、これが大事だというところだけは、変えねばならぬもの、また変えちゃいけないもの、その二つをきちっと見極めてやっていくというところが大事かなとつくづく思います。

中山恭子君

ありがとうございます。

まさにおっしゃるところが今の日本に欠けている面で、しかも、もう一度日本の人々がしっかり見直さなければならないポイントであろうと考えております。

この問題は、例えば政府がやりますと、こういった、日本が文化交流、オリンピックは世界のスポーツの一流の人々が来て競い合いますが、文化に関しても、やはり世界の一流の人々が日本であれば安心してやってきてそこで競い合うということが可能だろうと考えています。また、それを取り囲んでいろんな方々が、舞台芸術であったり、民謡であったり、漫画であったり、いろんな形の世界の文化交流というものが、一流じゃないものであっても、日本であればいろんな文化の交流ができるであろうと考えておりまして、この文化に関しては、日本の方々は、大臣おっしゃるように、自分で余り意識していないというところがあって、フランスでもそうだったと言われておりますが、フランスが文化の国とイメージされるには、意図的に政府が文化予算を組み、文化の国だという政策を取って動いて初めてああいう形が取れたということでございます。

日本でもやはり、ほっておいても日本は文化的なことがたくさんありますので、何も不都合はないんですけれども、将来の日本の国のありようを考えたとき、世界の人々が、ああ、日本は文化の国なんだね、あそこに行けばいろんな国の文化の交流が行われている、そこに出会うことができるねというような国をイメージして意図的につくっていく必要があるだろうと思っております。

オリンピックのあったロンドン・オリンピックのときには、イギリスは国の政策としても非常に多額の資金を投入して文化のいろんなイベントをやったと聞いておりますが、日本の場合には一過性ではなくて、オリンピックが去った後もこの後ずっと、五十年、七十年、日本が世界の文化の交流の拠点になるということを考えて政策を取っていくということが必要だろうと、せっかくこれだけすばらしい人々の温かさですとか、ふだんの文化ですとかある国ですので、それを生かした形で日本のイメージをつくっていく必要があると考えております。

オリンピックの二〇二〇年前後を考えて、少しでも、一歩でも二歩でも進もうとしますと、来年度予算辺りで、もうそれ用の何らかの、私たちよく言う調査費くらいからかとは思うんですけれども、何らかの措置をとっていかないととても間に合わないというような状況だろうと考えておりまして、そういったことについても大臣も意を使っていただけたら大変有り難いことだと思っておりますが、いかがでございましょうか。

国務大臣(麻生太郎君)

文化というのが国際的に通用するとかしないとかいう話は、これは文明とは違って文化の話ですので、お箸がいいかナイフとフォークがいいかなんて、それは誰が決められるんだって、それを使う人が決めるんですから、そういった意味では、外国人でも、今みんなベーコンを焼くのに、今全部みんなお箸使いますからね。我々が学生のときはもうナイフとフォークしか使いませんでしたけど、今、普通の家行って、みんなお箸でベーコンを焼いていますから、やっぱりそういった意味では、間違いなく日本の文化というのはこの五十数年間の間にこうなったんだと、私は箸を見てつくづくそう思ったんですけれども。

いずれにいたしましても、今の日本の政府として、国として、今、中山先生が言われたような発想でオリンピックとか文化とかいうものを考えている人はいません。政府の中に僕はいないと思います。予算が付くから、財務省が出すかとか、あいつらが出すわけないじゃないかとか、この財政厳しい折にとか、もう大体そういう話ですよ、私ら聞かされる話は。

だから、そういった意味では、これは単に予算の手当てというのももちろん必要なんですけれども、やっぱり、芸術団体に限りませんけれども、いろんな団体たくさんあろうと思いますけれども、そういったのがいろいろ組み合わさってできていくようにしていかないとなかなか効果的なあれにはなりませんので、誰かこういうのはオーガナイザーがいないと、これ、ちょっと役人的発想でこれはとてもできる話ではありませんし、ちょっとなかなか、誰がコンダクターというか、誰が最初に指揮棒を執ってこういったものをまとめていくかというところが難しいので、何となく文化というのは余り政治家からかなり懸け離れたイメージですから、もうちょっと文化的で影響力のある、そういったもののあれを説いて語れるという人が出てこないとなかなか難しいなという感じは、大分前からこの話をしておりましたので、ちょっと思わないわけではありませんけれども。

いずれにしても、いい機会だと思いますので、何万人来られるのか知りませんけれども、そういった人たちが、競技者以外に付いてくる人の数の方が多いわけですから、その人たちの持っているイメージ、それについて観光客が持って帰るイメージ、そういったものを全部足して、日本という国はというイメージが持って帰って自国でまたその話が広まり、文化的なところが広まっていく。そういったところで、単に見える、昔トランジスタの商人と言われた時代もありましたけれども、そういった物づくりの話だけじゃなくて、いろんなものが複合的に生み出すというものの中で、ジャパンとかジャポンとか、いろんなそういったイメージというものが今世界遺産になってみたり、日本食が認められたり、いろいろ随分我々が学生時代に住んでおりましたときとは全く違ったイメージに今日本はなっているとは思いますけれども、さらに、そういったものを組織的にやっていくというのは、アリアンス・フランセーズはあれだけフランス語をしていまして、今中国は孔子院を使ってそれをやろうとしたり、いろんなことを各国は意図的に国策としてあれをやっておられるのは、もうフランスしかり中国しかりなんですけれども、日本はその種の発想まではまだそこまで至っていないかなという感じが率直な実感です。

中山恭子君

確かに、日本の縦割りの中ではどこが担当するのか。まずは文化庁になるとは思いますけれども、海外との交流ですと、やはり国際交流基金、外務省、それからこの問題は、地方、今話題になっております地方創生について、これは建物を建てるとかではなくて、それぞれの地域にソフトの面を組み込んでいくという意味で、地方創生にも大いに関わってくるテーマであると考えております。

それから、おっしゃられた料理の世界、競技会なんていうとやはり農水省ですとかいろんなところが絡んでくるものですから、今の政府でどこが担当してもらえるのか、まあ取りあえずは文化庁なのか、文化庁や関係者を集めて文化省というものをつくっていただくのか、どうしたらいいのかというのははっきり自分でも分かってはおりませんけれども、いずれにしても、この新しい形の文化的な動きを日本として何らかの形で、まあ取りあえずは文化庁の調査費か何かから始めるか、そういう形ででも進め始めていく必要があると考えておりますので、またいろいろ御指導いただけたら大変有り難いことだと思っております。

時間がこの問題だけでほとんど過ぎてしまいましたが、このことをやろうとしますと、日本の災害がやはり一番、海外の人から見て日本に行くというときに大丈夫だろうかというような思いを持つ方々が多うございますので、やはり日本の中でしっかりした防災対策、それからインフラの更新も必要になってくると考えております。

G20でも、インフラについては短期的にも又は中期的にも有効であるという、専務理事がおっしゃったというお話もありますし、日本にとって新興国と同じようにやはり今インフラの整備というのも極めて重要な大事な作業だと思っておりますので、日本が安全で安心な国、安心な国というのはみんな世界の方々が大臣おっしゃられたように感じ取ってくださっていると思いますが、物理的にも安全な国だという、そのインフラ整備を始め災害対策、防災設備のしっかりした形をつくっていく必要があると考えておりますが、いかがでしょうか。

国務大臣(麻生太郎君)

一番最近印象的に大きかった事件といえば、やっぱり一昨年の笹子のトンネルの崩落事故というのがありましたけれども、基本的には公共事業というのは悪である、まあコンクリートから人へとかいろんな表現ありましたけれども、ああいうきちんとした、コンコンコンコンと、あれえらい手間暇が掛かるんですけれども、コンクリートを金づちでたたいていって、音を聞きながら、ああここは老朽化しているとか、中がすになっているとか、中が空になっているとかいうことを当てる地味な作業なんですけれども、こういったものを地方の建設局で持って回ってずっとやっているんですが、結果的に、公共事業が減らされてもその頻度をみんな、一年に一遍のやつを何年に一遍に減らしていって、どんどん減らしていった結果、あちこちでという話になっておりますけれども。

やっぱり、荒れるアメリカと言われた一九八〇年代のアメリカであちこち橋がおっこったりした事件がありましたけれども、あれは一九三〇年代のいわゆるニューディールのときに造ったものが、全部五十年たってああいうことになっていったという歴史ですけれども、日本の場合昭和三十年代にやりましたものがやっぱり昭和八十年代になってだんだんだんだんだんとなってきているんですが、日本の場合、メンテナンスが結構いいところがあるんですが、傍ら、アメリカと違ってこっちは地震も多いし台風も多いし、いろんな意味で自然災害によって腐食したりする部分が極めて大きいものですから、そういったようなことをきちんとやらぬといかぬなと思って、今、津波がえらくスポットを浴びておりますけど、津波以外に、やっぱりいろんな意味で、地震とか、我々のこの国はもう何百年、何千年にわたって間違いなく、全ての災害は、最近竜巻まで増えてきましたので、ありますので、そういったところにきちんと目を配ってやっているという国ですから、やっぱり二〇二〇年までに福島の原発の後の話から何から含めて全部きちんと日本は対応し切っているというようなものが見えるようにしておかないと今言ったようなことにはならぬと思いますので、防災とか含めまして、災害復旧、そういったものは早急にきちんとやらねばならぬというような意識は私どももございますので、今回の予算、いろいろやらせていただいておりますけれども、河川の復旧やら何やら、いろんな意味で、直轄河川なんかの場合でも、今まで減らされておりますけれども、四千百五十億円を少なくとも五%プラスになっておりますので、ほとんど皆、マイナスかゼロ以下のところはこういったものはプラスにしておりますので、公共事業関係でも大体全体の中の一%あるかないかなんですけれども、河川なんかに関しましてはきちんとやらせていただいたりしておりますので、そういったものは今後ともやっていかにゃいかぬのだろうなと思っております。

特に、老朽化しているというのは余り御理解をいただけない、見てなかなか見えないところなものですから、かなり、羽田に行く首都高一号線なんというのはでき上がってかなりの時間がたちますので、結構あれは具合悪くなっているところはいっぱいあるんだろうなと、私は元セメント屋としてあれ通るたびに余り通りたくないなと思う道路の一つなんですけれども、あれを通らざるを得ませんので、よく乗りますけれども、何となく、正直なことを申し上げて、私どもとしては、きちんと補修はしてあるかな、メンテナンスしてあるかなということを気にしながらトンネルの中を走っているとか、気にしながら橋の上を通っているというのはちょっといただけませんので、きちんとしたいと思います。

委員長(古川俊治君)
大臣、時間ですので答弁はまとめてください。

 

中山恭子君

ありがとうございました。

インフラの整備、そして文化の国になるように御尽力いただきたいと思います。

ありがとうございました。


 
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